2018年9月29日土曜日

Uber/Lyftは何曜日に多く使われる?

こんにちは。今日はサンフランシスコでのUber/Lyft(TNC=Transportation Network Company)の使われ方についてのお話です。

SFTCA (San Francisco County Transportation Authority)のウェブサイトで、2016年の11月−12月の1ヶ月間に取られたデータの纏めを見ることができます。このデータによると、Uber/Lyftが最も多く使われるのは金曜日で、平均で222,500回もの乗車が行われています。意外なことに、土曜日(平均220,600回)よりも金曜日の方が多く使われています。また、日曜日はガクンと乗車数が減ります(平均129,000回)。なお、金曜日は仕事後に街に繰り出す人がとても多いことが時間帯別の利用データからよくわかります。



UC Davisが以前行っていた別の調査では、Uber/LyftなどのRide-hailingを利用する理由として「アルコールを飲んだ後の飲酒運転を避けるため」という理由が最も多く挙げられていました。アルコールを飲む日だけUber通勤、という人も多いことでしょう。

また、先ほどのデータからは混雑の酷い街の中心地で、Uber/Lyftがよく使われていることも見て取れます。UC Davisの調査で2つ目、3つ目に多かった利用理由は「駐車場を見つけるのが困難」「駐車場料金が高すぎる」でしたので、こちらも納得です。

ところで、Uberをよく使っていた私ですが、最近は(プライベートの利用においては)Lyft派に転向しました。サンプル数たかだか「3」程度ですが、私の周りでもUberからLyftに変わった友人がいます。理由は、Lyftの方が、HAPPYな運転手さんに当たる可能性が高く、車内を快適に過ごせるから(Uberは運転手の待遇が酷いらしいです)。サービスを提供する上で大変重要な運転手を大事にしているか否かに、企業のcultureが表れている気もします。